私です、こんにちは。今回はイマーシブシアター『 #VenusofTOKYO』に行きました!!という話。ネタバレは禁止なので、ネタバレのない範囲でレポしていこうと思います。説明2割、当日の感想8割です。VoTの先輩方がもし読んでくださって「おいそれは書いちゃあかんやつ」というのがありましたらご指摘頂けますと幸いです。
それではスタート!!
きっかけ
きっかけはこの方のツイートでした。
Venus of TOKYOみんな行こうよ、の気持ちで布教漫画描きました。初没入の一対一を思い出しつつ☺️鑑定士さん推しの圧が強すぎるけれど、どのキャラクターも魅力的なので絶対誰かしら刺さるはずなので…よろしくお願いします。 #VenusofTOKYO #VoT pic.twitter.com/fmzNL3eBhb
— むげん (@uramugen) 2021年9月11日
「キャラクターについていける!?そんななんか夢の国みたいなことが出来る舞台が都内にあるの!?」
とこの時はもう意味わからん状態で。ただ絶対自分の性癖似合う何かだというのだけは感じて。まずは本家の情報を読もうと公式サイトをチェックしました。
『舞台が都内で繰り広げられる秘密オークションであること』『登場人物は10人いること』『なんかかっこいいし自分の好みであること』は分かったけど、あとはいまいちピンとこず。なぜなら初めて目にする言葉が多かったから。そこからさらに色々調べたところこの2つのnoteに出会い内容を把握しました。
【拡散希望】久し振りの布教ブログ!めちゃハマってる現場の話です✌新しいエンタメ、群像劇、ダンス、目線レス、舞台美術、テーマパーク…この辺りに好き🌟がある人は特におすすめだよ✌
— しおりん (@_shioring_) 2021年8月2日
お台場良いとこ一度はおいで!DAZZLEのイマーシブシアター「Venus of TOKYO」のススメhttps://t.co/GH2qMwuVwe
Venus of TOKYO布教のnoteを書きました。めっちゃ主観で主語大きい話しててすみませんが…でも本当に絶対楽しいよ…行ってみて…#VenusofTOKYO #VoThttps://t.co/zcVbRqoUtl
— えみ (@e_me_me_) 2021年10月1日
多分わからんこととかはこの人達のを読めばいい(丸投げ)。この人たち通い慣れている猛者なので、すごく分かりやすかった。
それでもうこれを読んだら「行くしかねぇべ!!」となり今回フォロワーを誘って参加してきました。
当日の話の前に簡単な説明
上でわからんことは……って丸投げをしましたが、一応私の方でも最低限のことはまとめました。布教だからね。自分でもまとめとこうねって思って←。当日の話だけ読みたい人はこの項目は飛ばしてください。
イマーシブシアターって?
イマーシブシアターについては先程リンクを貼らせていただいた方が詳しくまとめていたので、ここでは簡単に書きます。
簡単に言うと『自分も物語の一部として動くことが出来る体験型の舞台』です。前南座でサクラヒメって舞台があったんですけど、それも同じイマーシブシアター。
お世話になっているお姉さんが「推しが出てるから南座に住む」と言って全通してて、すごく楽しかったという話をしてくれた記憶がある。これ今回記事を書くにあたり改めてみたら、VoTプロデュースされているDAZZLE プロデュースなんですよね。そりゃ面白いわけだ。
話戻します。サクラヒメもVoTも、我々はその物語のモブとなるわけです。モブって漫画とかでも行動はするし話してるじゃないですか。VoTでは話すことは出来ないですけど、自由に動くことが出来る瞬間がある。その時にどのように動くかで、最後の終わり方が違って見える。それがイマーシブシアター。
1人のキャラクターを追うでもよし、すれ違うキャラクターに乗り換えていくでもよし、あるブースにずっと居座ってその部屋の装飾品として観察しているでもよし。全ては自分の思うがまま。それが、イマーシブシアター!!(2回言った)
VoTって何?あらすじやあれそれ
REAL/STORY
東京の奥深く、美を求める者たちが蠢く秘密クラブ「VOID」。
特別に招待された者しか、立ち入ることは出来ず、浮き世を生きる人間のほとんどが存在すら知ることなく人生を終える魅惑の空間。
アーティストが感性を競い合い、富豪たちが欲望を剥き出しに買い漁る。
連日行われるパーティに渦巻く熱狂からは、毎夜新しい芸術が生み出されていた。
真実と虚構の混沌。
ある時、加速する日々の絶頂を予感させる知らせが届く。
「ヴィーナスの腕が出品されるらしい」
ミロのヴィーナス像が失っていた左腕。
その手には黄金の林檎が握られていたという伝説がある。
全ての源と言われる黄金の林檎。
様々な思惑が交錯する中、オークションが始まる。
ONLINE/STORY
私が目を覚ました時、あたりは静まりかえっていた。
何もない空間。
何も思い出せない。
「よく眠っていましたね」
どこかから声が聞こえた。
「あなたを愛した人、あなたが愛した人。
そんな人々と会わせてあげられたら良かったのですが、
残念ながらあなたが眠りについてから、
あまりにも長い時が経ってしまいました。
もう、あなたを知る人は誰も生きてはいない」
愛した人…? 思い出せない。
「人はその間、大変な進歩を遂げ機械と
私のような人工知能により
あらゆることを出来る様にしました。
人は様々な困難を克服しましたが、
その代わりに感情を失ってしまったのです。
幸福も、生きる意味も同時に」
感情?
「感情とはなんですか? 我々は時を越える力すら手に入れたのに、感情とはなんだったのかを理解することができないのです。あなたは感情があった時代を生きた、現存する唯一の人。だからあなたに、過去に戻って感情を集めてきて欲しいのです」
過去に戻れば、何か思い出せるかしら…。
「私たちは歴史の全てを調べあげ、喜怒哀楽だけでなくあらゆる種類の感情が最も濃密に渦巻いていた場所と時間を突き止めました。日本の東京、あるオークションが行われた日の、秘密クラブ【VOID】」
VoTはリアル参加とオンライン参加の二種類があります。それぞれのあらすじは公式から引用した通り。舞台はお台場ヴィーナスフォートの一角で繰り広げられる秘密オークション【VOID】。リアル参加者は秘密オークションの客として、オンラインは監視者と呼ばれる人間*1によって映されたVoTを見ながら、それぞれ与えられた役割をこなしていきます。私は11/13が初参加でまだリアルしか参加していないので、リアルの話をしていきます。
リアルはミロのヴィーナスの左腕と、その手に握られた黄金のリンゴを巡って、『奴隷の少女』『贋作家』『富豪』『護衛』『鑑定士』『未来から来た女』『盗賊』『医師』『シェフ』『写真家』の10人の登場人物*2が繰り広げる物語をおっていきます。
部屋が何箇所もあって、どこに誰がいるかは分からない。なんなら行けなかった部屋が何箇所もあった。うろうろして全部の部屋を見て登場人物を発見するか、登場人物にくっついて部屋を自力で探し当てるしかないのかなって感じ。
チケットはプレミアムと一般とあって、プレミアムだと特別な体験ができます。今回初心者なので一般で入りましたが、絶対次はプレミアムにするんだ。
リアルのチケットは一般チケット:平日 6,500円、土日祝 7,500円、プレミアムチケット:平日 9,500円、土日祝 10,500円という感じ。11月からはU25チケも増えたので、詳しくは公式サイトをご覧ください。
秘密オークションなのでドレスコードというものがあります。『黒のフォーマル寄りな服』これが今回のドレスコードです。ただこれに関しては当日の話で詳しく触れますが、そんなにガチガチじゃなくてもいいかなって感じです。
とまあ本当に最低限の説明をしたところで、いよいよ当日の話をしていくよ!!
当日の話
参加メンバーと参加前の話
今回2人で参加……ではなく!!3人で参加してきました。一緒に行ってくれたのはまーちさんとみなづきさんです。まーちさんは10月に声をかけたら参加してくれることになったのですが、みなづきさんはなんと当日の開演2時間前に参加を決めました。
というのもこの日の鑑定士役が岩崎大輔さんで。
イマーシブシアター#VenusofTOKYO
— 岩崎大輔 (@dsuke68) 2021年11月4日
11月
9(火)13(土)16(火)27(土)
三ヶ月ぶりに出演します。
公演時間が以前より1時間遅くなりまして、
13:30 16:30 19:30(オンラインあり)
になります。
宜しくお願いします。
岩崎さんは刀ミュを通ったオタクなら知っているはず。まーちさんを待っている間に通話をしていたみなづきさんが岩崎さんがいることを教えてくれました。私岩崎さんがいるのは知っていたんですけれど、当日の出演者を調べないで参加しようとしていたんで
「ああああああああああこれは(かっこよすぎて)あかんやつ!!鑑定士さんのストーカーしてしまう」
ってなりました笑。それで話しているうちにみなづきさんが
「これから出かけようかな」
というので
「岩崎さんいるからおいでよ」
と冗談で言ったんですよね。そうしたらなにやらオークション参加者っぽい黒い服を探し始めているではないか。おや?おや?なんて思っていたら、参加が決まりました。ざわこ軽率なオタクだーいすき!!ということで、急きょ3人で参加しました。
みなづきさん急きょ決まったのにとても強そうなオークション参加者の格好をしていて好きです。ありがとう。(ありがとう?)
参加をする際に複数で参加するなら作戦会議をして少しでもたくさんの情報を集めた方がいいと聞きまして。なので3人それぞれこんな感じでみるものを決めました。
まーちさん:富豪と護衛
私:鑑定士メインにうろうろする
みなづきさん:2人のいなさそうなところをうろうろする
これがのちにどうなるかお楽しみに。さあ、作戦も考えたところでいよいよ会場入りします。
会場入り、会場の話
会場に入ると黒い服を身にまとったオークション参加者たちが席に座って始まるのを静かに待っていました。会話禁止、黒のドレスコード。これが守られた空間は、商業施設の一角にあるとは思わない素敵な空間でした。
今回私は黒のサスペンダーに黒のシャツにスカートというカジュアルフォーマルな格好で行ったのですが、結構そういう感じの格好の方もいました。あと完全に黒という感じじゃない方もいたので、ドレスコード黒が難しいからって行くのをあきらめる必要ないのかなと思います。その場の出演者として自分も完璧でいたいのなら、黒のフォーマル寄りの服と素敵だよ!!そして黒のほうが世界観は壊さないかな……?って感じ。
あと会場なのですが、室内にメインとなる階段と何か所か段差があります。私は杖所持者ですが個人的には杖がない方が動きやすかったです。杖があっても動けるスペースは一応あるのですが、ぶつかりそうで怖い。あと追いかけるときにスピードが速いのでない方が小回りが利く(個人的に)。私は杖所持者ですが、現在リハビリも兼ねて職場内では杖を外しておりまして。VoTの規模なら杖がなくても多少はびっこをひきながら歩くことができるので、杖を受け付けに預けました。もし途中で杖がないとやばいと思ったらスタッフさんに声をかければ持ってきてくれます。なのでそういう理由で行くか悩んでいる人は参考にしてください。そして全体的に暗めなので、それだけ気を付けてくださいね。
開幕~ざわこの話~
開幕してからはもうあっという間でした。内容はネタバレになるので詳しくは書けませんが。上にも少し書きましたがVoTは会話禁止です。友人同士で来ても話はできません。なので移動する際も当然演者から声の誘導はなし。じゃあどうやってコミュニケーションをとるのかというと、演者は手招きで我々を案内してくれます。もうこれが最高にやばい。手招きされるたびに「え、このキャラ好き」ってなって自由行動の際に誰についていくか迷う私がいた。
結局私は最初は鑑定士、そこからふらふらして未来から来た女、最終的に盗賊にくっついていました。
あのね聞いて!!盗賊が本当にやばくて!!この日いた盗賊がこの方だったのですが。
#VenusofTOKYO ご来場ご視聴ありがとうございました!
— 真夏manatsu (@manatsu72natsu) 2021年11月13
いつもは中々共演できない方とVoTの世界で出会えて刈り上げ盗賊も知らなかった新たな一面が出て来たりしてとても興味深い一日🥀
感情が渦巻き人間関係が蠢く。全く同じ公演が一度も無い常設公演、是非いらして下さい。
次回個人的100公演目記念🍸 pic.twitter.com/aBVClZlJP2
刈り上げなの!!
自分自身も刈り上げなので、刈り上げ長髪の強いお姉さんが大好物な私。もちろんすぐ恋に落ちました。最初から盗賊のこと追っていられれば良かった。盗賊本当に素敵だったから、フォロワー見に行ってほしい……。
あと今回追いはしませんでしたが、護衛もタイプでした。あのさ長手袋やばくない?あのビジュで富豪の忠犬で強いの最高でしょ。最近忠犬、犬というワードに弱いので……*3。ネタバレになるんで詳しく書けないのですが、ある箇所でみなづきさんが護衛関連でとてもうらやましいことがあって。遠くで見ていてぎりぎりしていました←。11/13の護衛が誰かわからなかったので、有識者教えてください。
鑑定士は予想通りかっこよかったです。ただ人気過ぎて追うの大変で途中で見失った。今度こそ追いたい。未来から来た女美しいしミステリアスだし、最高でした。ただこれも途中で見失って追いきれませんでした。
他にも今回は追えなかったですが、気になる登場人物はたくさんいたので、もう……最高!!(語彙力の低下)
あ、あと個人的に面白いなと思った話。今回私はオンラインありの回だったので監視者が中に入っていたのですが、監視者も演者なんですよね。世界観を壊さないようにしながら映しているので、移動しているときに視界に入っても違和感がない。むしろいて完成しているところがある気もする。なので個人的に監視者が入っている回の参加をお勧めします。
閉幕
各々思い思いの見方をして無事閉幕。正直に言います。難しかった。一度だけでは追いきれないなという感じでした。
2人と合流して確認をしたのですが、
まーちさん:富豪ではなく写真家定点。
みなづきさん:鑑定士からの最終的に医師定点。
で、私が上に書いた通り
鑑定士→フリー→未来から来た女→盗賊
で動いていました。なのでそれぞれ途中の箇所は補うことができたのですが、もちろんわからないところも多く。『エンディングでなぜああなったのか』という納得のいく答えは出せませんでした。ただそれで「難しいからいやだ」で終わらないのがVoTのすごいところだなと。何回も通って納得のいく答えを出したいし、全登場人物の行動パターンを追いたい。あと行かなかった部屋とかもあるのでそれも全部回りたい。そう思わせてくれるので、本当によかったです。
そうだ今回3人共通の感想が
「次はプレミアムではいりたい!!」
でした。プレミアムはプレミアムでしか体験できないことがあるので、私は次行くときは絶対プレミアムで入ります。
……とまあこんな感じで我々はホクホクしながらVoTを後にするのでした。
まとめ
はい、以上です!!思いのまま書いた感想!!どうでしたか!!私がまとめるの下手なので面白さが伝わったか不安です。なのでみんなVoT行こう!!ちなみに私はうまいこと行けば今月中にもう一度、今度はプレミアムで参加予定です。うまくいかなくても12月には絶対参加する。プレミアムで参加した後にオンラインで見てみようと思っています。
なんか急に偉そうなことを言うのですが、これは演劇好きなオタクは見てほしいし演劇関係者にも見てほしいって思いました。イマーシブシアターってまだ日本ではメジャーではないと思うのですが、こんなに間近で演劇を体感できる機会ってそうないと思うんですよ。なのでこれを演劇関係者に見てもらうことでもっと普及していってほしいと思うし、オタクたちはもう最高の演劇を一緒に堪能しようぜって気持ち。最推し……多分好きなタイプの演劇なんだよね。あと何人か好みそうな役者知っているんだよね……。見てくれないかなあ……。関係者だれか最推しに布教して……。
……心の声がダダ漏れなので終わります!!みんな、もし行ったら私にも教えてね!!一緒に感想共有してこ!!
今回はこれで終わり!!バーイッ、センキュッ!!
2021/11/14
ざわこ
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