とりあえず推しの話をします。

舞台沼で最推しへの愛を叫ぶゾンビガールの日常を綴る。

世界を革命する力を!~ミュージカル「少女革命ウテナ」をみて~

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私です、こんにちは。今回ついにある作品を見たので興奮冷めないうちにまとめました。その作品がこちら。

ミュージカル「少女革命ウテナ ~深く綻ぶ黒薔薇の~」です。

ミュージカルは白薔薇と黒薔薇とありますが、今回は黒薔薇編の話メインになります。だって黒薔薇の話がしたいから!!

見たきっかけは同担お姉さんです。去年の7月からずっと「ウテナはいいぞ」と言われていたから、少なくとも半年以上は勧められていまして。絶対好きなタイプの作品なのでこれ以上沼は増やさないと思いつつ、お姉さんに「最高に性格の悪くて最高にかわいい田上ちゃんがみれるよ」と言われたので見ました。ちなみに私は今最高に田上さんに弱いです。弱い理由は後で少し書きます。

 

注意事項?です。

・私は原作を試し読みしかしたことがない。だいたいの知識はお姉さんからの説明のみ。

・出演者はほぼ知らない。

・内容に触れている部分が多いです。

こんなかんじの人間が話を進めるので、それを許せる方のみこの先は読み進めてください。よろしくお願いします。

 

 

 

それではスタート!!

 

 

 

 

 

 

少女革命ウテナの話

私は今回ミュージカル版の黒薔薇編をみて気になったので、そのあと今回『黒薔薇→白薔薇→アニメ→黒薔薇』という形で見ているので感想の順序が逆になりますが、先に全体の話を。ウテナのあらすじはこんな感じです。

幼い頃に自分を助けてくれた王子様に憧れ、自分も王子様になりたいと願うようになった少女・天上ウテナは、入学した鳳学園で「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女・姫宮アンシーと出会う。エンゲージした者に「永遠」に至る「世界を革命する力」を与えるという「薔薇の花嫁」をかけて戦い続ける生徒会役員(デュエリスト)たちは、ウテナがかつて王子様から貰った指輪と同じ「薔薇の刻印」と呼ばれる指輪を持っていた。ウテナもまたこの決闘ゲームに巻き込まれ、その背後にある「世界の果て」へと迫っていく…。

アニメだと1〜13話が生徒会編、14〜24話が黒薔薇編、25〜33話が鳳暁生編、34〜39話が黙示録編で、ミュージカルだと生徒会編を「少女革命ウテナ ~白き薔薇のつぼみ~」として、黒薔薇編を上にも貼った通り「少女革命ウテナ~深く綻ぶ黒薔薇の~」として上演しています。この記事を書いている段階ではアニメは24話までしか見れていないので、落ち着いたら続きもみます。

ちなみに私はお姉さんからあらすじを聞いたりしていたので、アニメとかを履修していなくてもなんとなく話の流れはわかっていました。なので黒薔薇編からみても最初におおまかな流れをやってくれるのでわかりやすかったですが、知らない人はアニメとか見てからのほうが話し理解しやすいかもしれないです。

 

「演劇みたいなアニメを作りたい。」

 

こういう思いで作られたのがウテナだと私は教えてもらったのですが、本当に演劇を見ているみたい。挿入歌もキャラクターの動きもすべてがそう。演劇大好き人間としてはもうこんなに好みドンピシャのアニメがあるのかという感じでした。ただすっっっっっごい複雑。難しい。一回だけでは難しいところもあったので、これは何度も見ないとだなと思いました。こうして沼にはまるざわこであった。

ミュージカル白薔薇編の話も少し。白薔薇編は劇場規模が小さい中で展開されているのに、決闘場の螺旋階段は見えるしそこは鳳学園だし、本当にすごいなと思いました。あと西園寺先輩(演:横井翔二郎)がアニメからそのまま出てきたんかってくらいに嫌な奴で最高でした。

アニメも白薔薇ももちろん最高でした。

 

でもそれを超える感情を生み出したのが黒薔薇編なのです。

 

 

 

 

 

黒薔薇編を見て

黒薔薇編全体の感想

白薔薇編はざっくりいうと薔薇の花嫁であるアンシーを巡って生徒会とウテナが戦う話ですが、黒薔薇編はざっくりいうと御影草時(演:徳山秀典)によって心の闇を解放された黒薔薇のデュエリストウテナが薔薇の花嫁を巡って戦う話です。黒薔薇のデュエリストとは?という人のために説明貼っておきます。

 

御影草時により心の闇を解放させられ、決闘に参加させられることとなった者達。彼らは根室記念館の面会室で御影によって心の闇を解放させられた後、生徒会執行部のメンバーの体から剣をとりだしウテナのロッカーに「エンゲージする者へ 夕刻 決闘広場で待つ」という果たし状を送りつけるという行動をとる。そしてウテナが決闘広場にやってくると、「この黒薔薇にかけて誓う。この決闘に勝ち、薔薇の花嫁に死を」という口上を述べる。決闘に際して、彼らは黒い薔薇の刻印(亡くなった百人の少年が所持していたもの)を持ち、胸には黒い薔薇を挿す。決闘に負け、薔薇を散らされると、黒薔薇のデュエリストは、自分たちが黒薔薇のデュエリストであったときの記憶を失う。

 

今回私が注目してほしいのが説明の太字の部分。黒薔薇の人間たちがウテナと戦う時に構えや戦う時のしぐさが生徒会のメンバーと同じになるのですが、ミュージカルではそれを表現するたびに生徒会キャストと黒薔薇キャストが同時にウテナと戦います。これのすごいところが、生徒会キャストの動きが白薔薇編の時の動きとリンクしているんですよ!!黒薔薇編を見たときはなんとなく感じ取っていたのですが、白薔薇編を見たうえで黒薔薇編をみると鳥肌が立つんですよ!!白薔薇編で書いた『小さな空間もその世界に見える』演出は健在で、さらに白薔薇編とのリンクもさせているこの作品は本当にすごいと思いました。

黒薔薇編に加わった新キャストも本当にすごくて。黒薔薇のデュエリストの話は別で書くのでここでは控えますが、御影草時がすごい話をしたくて。御影草時は黒薔薇会を率いる天才高校生なのですが、かつては根室教授と呼ばれていた青年で、ある事件を境に精神も身体も成長が止まっている状態なんです*1。それで大人だけど少年である御影を表現するのって本当に難しいと思うんです。私1回目見ているときは気づかずに見ていたのですが、はてブロ書きながら2回目を見て徳山さんの年齢調べて叫んじゃって。勧めてきたお姉さんも「御影キャスティング考えた人にお歳暮を贈りたい」と言っていましたが、私も同じ気持ちでした。

あと女性陣歌上手い。みんな上手いんですけど、特に女性陣が上手い。個人的に七実様(演:鈴木 亜里紗)様の歌唱力が凄すぎて。OP何度も何度も見返してるんですけど、鈴木さん音大首席と聞いて「納得〜!!」となりました。本当に凄いので、見て欲しい。

 

 

 

黒薔薇のデュエリストの3人の話

私が今回なんではてブロを書きたいと思ったって、黒薔薇のデュエリスト3人の存在なんですよ。アニメでは黒薔薇のデュエリストは何人かいますが、ミュージカルでは薫梢(演:田上真里奈)/高槻枝織(演:朝倉ふゆな)/篠原若葉(演:竹内夢)の3人が黒薔薇のデュエリストとしてウテナと戦います。3人とも生徒会と何らかの関わりがあって、それぞれの思い人に選ばれなかったからこその心の闇を抱えています。

 

1人目のデュエリストである梢は生徒会メンバーの薫幹(演:樋口 裕太 )と双子の兄妹です。彼女は幹が自分のことを一番に考えて愛してくれることを大事にしていた。だからわざと嫌がるようなことをして傷つけることで幹の中を自分でいっぱいにしていたのに、幹はいつの日かアンシーに恋をしてアンシーのほうへと関心がいくようになった。その嫉妬心が梢の中の心の闇を膨張させ、そして御影に解放され黒薔薇のデュエリストになる。梢ちゃんの可愛らしいのに闇を抱えた感じが本当に釘付けになるんですよ。

「私と幹以外は全て醜いんだから!!」

この台詞が本当に好きで。はてブロ書くために何度かこのシーン見てますけど、見る度に胸が苦しくなる。幹がアンシーのことを気になったきっかけって、アンシーの弾くピアノの音色が梢の音色と同じだったからなんですよ。この兄妹はお互いのことを思っていたのにそれが上手く伝わらず、結果梢はデュエリストになる。この兄妹に幸せになる道はなかったのか本当に……。

 

2人目のデュエリストである枝織は男装の麗人である生徒会メンバーの有栖川樹璃(演:立道梨緒奈)の幼なじみで、学園に戻ってきた生徒。樹璃のことが好きで憧れると同時に、自分は樹璃のようにはなれないという劣等感を抱いていていた。一方樹璃は枝織のことを好きになってしまうが、許されないとわかっていたためペンダントに写真を入れて気持ちを抑えていた。枝織が今回それを知ることで『樹璃の心を支配していたのは自分だったのだという優越感、達成感』と『自分の理想の樹璃はそうじゃないという絶望感』が生まれ、結果黒薔薇のデュエリストになる。

他の2人と違うのは、枝織は想い人である樹璃に選ばれているんですよ。私が最初にあげた『選ばれなかった人間』の定義がここで崩れるわけですが、でもこの形は枝織にとって望んだ形じゃないわけで。じゃあ枝織もこのまま選ばれなかったの部類に入れていいのかと言うとまた難しいので、枝織戦は見ていて苦しくなる。

あと枝織役のふゆなさんと樹璃役の立道さんの組み合わせが本当に最高。ふゆなさん呼吸の仕方とか話し方とかアニメそのままって感じだし、男装の麗人をやらせたらピカイチの立道さんの樹璃はやっぱり美しいし。戦いに敗れた時の2人が本当に好きなので、そこだけ切り取ってずっと見ていたい………。

 

3人目のデュエリストである若葉ちはウテナの親友で、生徒会メンバーの西園寺莢一(演:吉澤翼)に告白をしたものの振られてしまう相手。白薔薇編では西園寺に振られるが、黒薔薇編では退学処分にされた西園寺を匿う形で同居生活が始まり、密やかな幸せを得るが御影の策略によって破局してしまう。そこから『親友・ウテナへの羨望』『西園寺に想われているアンシーへの憎悪』が心の闇を増幅させ、黒薔薇のデュエリストとなる。

もうね、若葉戦はもう涙なしでは見れないのよ!!梢は兄への執着で枝織は樹璃への憧れと劣等感で闇が深くなったけれど、若葉は西園寺への純粋な恋心が女の嫉妬へと変わっていくんですよ。よくある展開と言われればそうなのだけれど、若葉役の竹内さんがもう表所の切り替えとかが素敵だから我々の感情を動かしてきて。西園寺を匿っているときは恋する可愛らしい乙女なのに、デュエリストとしてウテナと戦ったいるときはもう本当に醜い女だけれどそれすらも美しくて。

デュエリスト達は敗北した後は戦った時の記憶がなくなるので若葉もそうなるのですが、肉じゃがをウテナのもとに持ってきて「肉じゃが持ってきたの」って言ってウテナと若葉とアンシーが楽しそうにしているのを見たらもう感情がぐっちゃぐちゃになってしまって。もう見終わった後にお姉さんに「ユルサナイ……ユルサナイカラ……」と言い続けたくらいには若葉に心を奪われました笑。

 

 

三者三様の心の闇だけれど共通して『醜いのに美しい』感じがして、しかもそれをそれぞれのキャストが的確に表現しているのが素敵だなと個人的に思っていて。多分これがひとりでも違うキャストだったらここまで私は狂っていなかったかもしれないし、下手したらこんなにはまっていなかったかもしれない。のでこの3人のデュエリストに出会えてよかったなって思いました。

 

 

 

 

最後に

本当はもっと書きたいのだけど、永遠語り出すので今回はこの辺で。

ミュージカル黒薔薇編を中心にウテナについて説明込みでいろいろ書きましたが、正直この説明や解釈であっているかはわかりません。お姉さんにも記事をあげる前に一部確認してもらいましたが、仲のいい私達でも解釈が合わなくて頭を悩ます部分がありました。でもお姉さんの言葉を借りるとウテナってどの解釈が正解というのがない複雑でおいしいスルメ作品なので、もしウテナを知っている方がこの記事を読んでくださっていたら「初心者はこういう風に感じたんだな」と思っていただけたら嬉しいですし、知らない方が読んでくださっていたら「私はどういう解釈になるか知りたいな」と思ってウテナをみてもらえたらうれしいです。

ちなみにお姉さんは放送時から25年間ずっとこの作品を何度も見て脳内で煮込んでいるらしいので、私も何度も見ておいしい煮込みを作ろうと思います笑。

はい……!!今25年間と言いましたが!!今年少女革命ウテナはアニメ放送25周年です!!

黒薔薇編ってすごくきわどいところで終わっていて、続編やらないんですか……?という感じなんですよ。今年25周年なので今年はあるはずだとお姉さんはずっと言っていて……(だから私にもこのタイミングで強く勧めていた)。なので制作会社の方!!お願いです、すっかり沼にはまったので!!鳳・黙示録編ミュージカル化お願いします!!!!

 

このままだと私が暴走してまとまりがなくなるので終わりま……すの前におまけの話です。

 

 

 

 

おまけ

さておまけです。最近田上さんに弱い私と言いましたが、元々田上さんの演技が好きで。配信とかを見て人柄にも惚れたんですね。

最推しと舞台で共演することが20年の冬からちょいちょいあったのですが、元々事務所の先輩後輩だった2人は「田上はん」「最推しはん」って呼びあって仲良さそうにしていてもういつもニコニコしてみていたんですね。そんな田上さんをもっと知りたくて色々過去作を見ている私ですが、今回なんと!!最推しのファンクラブ1周年記念イベントにゲストで出ます!!

ameblo.jp

ちょっとウテナと関係ない話なのでどうかなと思いつつ、田上さんと推しの共演本当に嬉しいので。気になる方がいらっしゃいましたらぜひ、チケットのご購入をお願い致します!!

 

 

 

………と、まあおまけの話をしたのでこれで終わります!!バーイッ、センキュッ!!

 

 

 

 

 

 

 

2022/02/21

ざわこ

 

 

 

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*1:ある事件が何なのかという話をすると、あと1500字は書かなきゃいけなくなるので省略します。気になる人は見てください。